運営者プロフィール&当ブログのコンセプト
はじめまして!
当ブログ「Motor Insights Lab」の管理人、A・ヴェンと申します。
数ある自動車ブログの中から、当サイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。
このページでは、私がどのような人間で、なぜこのブログを運営しているのか、そして読者の皆様に何をお届けしたいのか、少し長くなりますが、私のこれまでのクルマ選びの道のりと共にお話しさせていただければと思います。
A・ヴェンは、何者か?
私は、自動車評論家でもなければ、ディーラーの営業マンでもありません。
どこにでもいる、ごく普通の会社員であり、一人のクルマ好きです。
ただ、これまでのクルマ選びでは、自分なりに多くの試行錯誤を重ね、少し遠回りもしてきたという自負があります。
私のクルマ遍歴は、まさにライフステージの変化そのものでした。
- 20代(独身時代):初めての愛車、スズキ スイフト
社会人になり、初めて自分のお金で買った愛車がスズキのスイフトでした。コンパクトで運転が楽しく、どこへ行くにも一緒でした。しかし、当時はお金に余裕がなく、購入後の税金や保険、車検、消耗品の交換といった維持費について深く考えていませんでした。「クルマを持つ」ということは、車両価格だけでなく、長期的なコスト管理がいかに重要かを学んだ、ほろ苦くも貴重な経験です。 - 30代前半(結婚):クルマのない生活
結婚を機に、一度スイフトを手放しました。妻は運転免許を持っておらず、都心部での生活だったため、主な移動手段は電車やバス。この時期は、クルマを所有しないことのメリット(固定費がかからない、駐車場に悩まない)とデメリット(雨の日の買い物、少し遠出したい時の不便さ)の両方を実感する、貴重な期間となりました。 - 30代後半(子供の誕生):憧れのアルファードを購入、そして2年で売却
子供が生まれ、「家族のために広いクルマを」という想いから、一大決心をして憧れのアルファードを購入しました。広大な室内、豪華な内装、静かな乗り心地。家族の満足度も高く、最初は「最高の選択をした」と思っていました。
しかし、現実は厳しいものでした。高い自動車税、保険料、そして燃費。さらに、私の家庭では週末の買い物や近所の公園へ行く程度で、その性能を活かす機会はごく僅か。「この維持費は、我が家の利用頻度に見合っているのか?」という疑問が日に日に大きくなり、悩んだ末に、わずか2年で手放すことを決断しました。
この一連の経験を通じて、私はクルマ選びの難しさと奥深さを身をもって学びました。
そして、カタログスペックだけでは見えてこない「実際の利用シーンとのギャップ」、所有して初めてわかる「リアルな維持費」、そしてネットに溢れる玉石混交の情報の中から「自分たちの家族にとっての真実」を見抜く目が、いかに重要であるかを痛感したのです。
当ブログ「Motor Insights Lab」のコンセプト
このブログは、過去の私と同じように、クルマ選びで悩んでいる方々に向けて立ち上げました。
私の少し遠回りな経験や、徹底的にリサーチして得た知識が、皆さんの「後悔しない一台選び」の助けになれば、これほど嬉しいことはありません。
当ブログでは、以下の3つのことをお約束します。
- 徹底したユーザー目線(Experience)
「この大きなミニバンは、本当に我が家に必要なのか?」「維持費と利用頻度は見合っているのか?」といった、所有して初めて見えてくるリアルな視点を大切にします。評論家が語る走行性能だけでなく、日々の生活と家計に根差した情報をお届けします。 - 客観的な情報との両立(Expertise & Authoritativeness)
私の実体験だけに偏ることなく、メーカー公式サイトの正確な情報や、国土交通省・JAFなどが公表する客観的なデータを必ず参照します。当サイトの「【完全ガイド】国産車選びで失敗しないための公式情報源ナビ」で紹介しているような、信頼できる一次情報への敬意を常に忘れません。 - 初心者にも分かりやすく(Trustworthiness)
「残価設定クレジット」「トルク」「プラットフォーム」といった専門用語も、できる限り噛み砕いて解説することを心がけています。誰もが安心して読める、信頼できる情報空間を提供することが、当ブログの最大の使命です。
読者の皆様へ
クルマは、私たちの生活を豊かにしてくれる、素晴らしいパートナーです。
しかし、その選択を一つ間違えれば、家計の負担になったり、日々のストレスの原因になったりもします。
このブログが、皆さんにとって、スペック表を眺めるだけでは分からない「生きた情報」を得られる場所であり、クルマ選びの悩みを相談できる「頼れる友人」のような存在になれれば、と心から願っています。
どうぞごゆっくりと、気になる記事をご覧ください。
あなたのこれからのカーライフが、素晴らしいものになることを願って。
A・ヴェン